12/2(月) 「第3回 放課後の子どもの居場所づくりを考える研修会」が開催されました

更新日:2019-12-09(月)

12月2日、弘前市民文化交流館ホール(ヒロロ4階)にて、児童館の児童厚生員やなかよし会などの学童スタッフ等を対象とした「第3回放課後の子どもの居場所づくりを考える研修会」が開催されました。

 1部では「こども主体の児童館・児童クラブの運営とは」をテーマに、神戸市立六甲道児童館館長の金坂尚人氏による講義がありました。
 普段の遊び(投票ゲームなど)の中で自分の意見を伝えること・他人と自分の違いを知ることや、大人がすべてお膳立てしてあげるのではなく、ある程度は子ども達に任せて物事を進めたり課題を解決してくことが大事であるという必要性を講演されました。

 また、六甲道児童館が毎年開催している「防災段ボールキャンプ」の事例を紹介。実際に災害発生時に避難すると想定し、必要なものを子どもたちに考えて持ってきてもらい、児童館を避難所と過程して段ボールハウスに寝泊まりするというもの。
 すぐできる・してもらえることができない環境の中で、「こうすると上手くいかない」という発見があることで次に活きる経験をさせることが大事だということでした。
 
 最後に、どんぐりマーケットの事例を紹介。金坂さんが大好きだという「ふゆじたくのおみせ」という絵本からヒントを得て、どんぐりをお金の代わりにしたおかいものごっこをするというもの。初めは子どもたちだけの遊びだったのが、保護者の参加や高齢者施設との連携により、地域ぐるみでのイベントになったとのことでした。

 2部では9月・10月に実施した、みやぞの児童センター・東部児童センターでで研修の実践研究発表がありました。みやぞの児童センターは、「空間にとらわれず、気軽にできる遊び・争わない遊び」をテーマに、運動あぞびを実施した当日の様子を紹介。研修後の子どもたちの遊び方の変化や、子どもたちの関わり方が向上していく様子を発表していただきました。東部児童センターでは、造形あそびをテーマに実施した「紙コップランド」を紹介。当日の子どもたちの楽しそうな様子や、研修を通して職員の子どもたちへの声掛けの変化などを紹介していただきました。

 最後に、金坂さんと渡邊由貴さん(名取市下増田児童センター館長)から、研修会の講評があり、声掛けの重要性や、普段の遊びの中から子どもたち自身で考えてもうらう仕掛けづくりの必要性をお話されました。

 参加者からは、「子どもたちに「ルール」を決めさせる時の参考になった。おしつけにならないようにもう一度振り返ってみるいいきっかけになった」「大変大きな収穫となりました。早く子どもたちに会いたくなりました」等の声をいただきました。